古式醸造みそ守り続けてきた伝統の味
今でこそ、味噌は、お店やスーパーで買うものとなっていますが、その昔は自家醸造が当たり前で、いわゆる自分ちで食べるみそは自分ちで作るものでありました。
倹約や節制をいましめることわざとして、「みそ買う家には蔵は立たぬ」と言うことわざがあるぐらい、当時自分ちで味噌を作ることは当たり前のことだったのです。
そんな当時に、「ハレの日」やお祭りでお客様をもてなしのための、ごちそうとしての特別な味噌として、味噌屋が作り、販売されたのが「古式醸造みそ」です。
砂糖が貴重品で、甘いものが少なく、そしてしっかりと出汁(だし)を取る技術が低かった当時のごちそうと言えば、甘味と旨みです。
古式醸造とは、よりおいしい味噌を作るために、大豆の旨みを引き出すための醸造技術であり、味噌屋が味噌を商売とするために、手間ひまを惜しまぬ職人の手仕事が集約した技なのです。
古式醸造の特徴
- 特徴その1
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大豆の栄養成分がたっぷり
大豆は煮ずに蒸す。
蒸すことで、大豆の中の旨み成分を凝縮させ、様々な大豆の栄養成分も残ります。また、味噌の色を濃くする成分も残るため、出来上がりの味噌は赤味噌になります。 - 特徴その2
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旨味成分が凝縮
麹は米麹と大豆麹を使います。
普通の味噌は米麹だけを使い、米麹によって作られた酵素が、大豆を間接的に分解します。古式醸造は大豆麹を使うことで、米麹からの働きだけでなく、大豆麹で作られた酵素が大豆に直接働くので、より発酵が促され、旨み成分が多く作り出されます。 - 特徴その3
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芳醇な味わい
米麹にしても大豆麹にしても、麹は無風製麹されます。
味噌が工業化された現在では、大なり小なりの違いこそあれ、麹は一般的に強制通風により品温を調節管理します。無風製麹は、製麹工程上の品温調整を、室温と湿度だけで自然に行うため、定期的に手を入れる必要があり夜間作業等も発生しますが、その分ハゼ込みの深い酵素力価の強い麹が出来るのです。ハゼ込みが深く酵素力価の強い麹を作ることは、大豆の旨みを引き出すには欠かせません。
当時贅沢品だった米麹を贅沢に使うことで、旨みだけでなく甘味もバランスされた、まろやかで芳醇な味わいになるのです。
創業以来変わらぬ手仕事からしか生み出せない古式醸造みそを、現在の最高の衛生管理のもと造る
昔ながらの手造りにこだわっている中小の味噌屋さんは全国にもありますが、いままでの当社も含め、大手の味噌工場と比べると、衛生管理の面ではどうしても引けを取ってしまいます。
また大手は、衛生管理の行き届いた工場で作ってはいますが、大量流通を前提にした工業生産です。
当社の味噌蔵は、中小のこだわりと、大手の衛生管理を併せ持つ日本初(世界でも初めてですが)の味噌醸造蔵になります。
「日本で一番衛生的な環境で作られた、手造りみそ」を作る醸造棟です。
当店のほとんど全てのお客様は、安全と美味しさをお求めになります。
お客様の為の「もっと安全に」「もっと美味しく」を追及しております。
当店の味噌は、日本で最も衛生的な環境の中で、日本で最も伝統的な製法を用いて醸造されました。
メディア掲載
2015年3月15日 | さんさんvol.34 | ||
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2014年8月25日 | TOKYO FM HondaSmileMission | ||
2014年4月11日 | 茨城新聞 | ||
2014年3月3日 | 讀賣新聞 | ||
2013年1月1日 | JOYO ARC | ||
2012年6月18日 | 産経新聞 | ||
2012年6月7日 | フジサンケイ ビジネスi | ||
2011年10月5日 | TBS はなまるマーケット | 2011年1月1日 | 中小企業いばらき |
2010年11月27日 | 茨城放送 | 2010年1月21日 | テレビ朝日 スーパーJチャンネル |
2010年1月19日 | 朝日新聞 | 2009年9月3日 | 朝日新聞 あさひかわらばん |
2009年8月6日 | 朝日新聞 あさひかわらばん | 2009年3月1日 | BIZMO |
2008年8月20日 | Rin+(リンプラス) | 2005年10月19日 | 茨城新聞 |
2005年2月23日 | 茨城朝日 | 2002年6月13日 | 女性セブン |
2002年6月13日 | 女性セブン | 1998年6月1日 | 毎日ライフ |
受賞歴
日付 | 主催 | 賞 |
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平成26年 | 茨城県味噌鑑評会 | 茨城県知事賞 |
平成25年 | 全国味噌鑑評会 | 審査長賞 |
平成25年 | 茨城県味噌鑑評会 | 茨城県知事賞 |
平成24年 | 茨城県味噌鑑評会 | 茨城県議会議長賞 |
平成23年 | 全国味噌鑑評会 | 中央味噌研究所 理事長賞 |
平成23年 | 茨城県味噌鑑評会 | 茨城県知事賞 |
平成22年 | 全国味噌鑑評会 | 中央味噌研究所 理事長賞 |
平成22年 | 茨城県味噌鑑評会 | 茨城県商工労働部長賞 |
平成21年 | 全国味噌鑑評会 | 中央味噌研究所 理事長賞 |
平成21年 | 茨城県味噌鑑評会 | 茨城県知事賞 |
平成20年 | 茨城県味噌鑑評会 | 茨城県商工労働部長賞 |
平成19年 | 全国味噌鑑評会 | 中央味噌研究所 理事長賞 |
平成19年 | 茨城県味噌鑑評会 | 茨城県商工労働部長賞 |
平成18年 | 全国味噌鑑評会 | 中央味噌研究所 理事長賞 |
平成18年 | 茨城県味噌鑑評会 | 茨城県知事賞 |
平成17年 | 全国味噌鑑評会 | 理事長賞 |
平成17年 | 茨城県味噌鑑評会 | 全国味噌技術賞理事長賞 |
平成16年 | 茨城県味噌鑑評会 | 茨城県味噌共同組合理事長賞 |
平成15年 | 全国味噌鑑評会 | 鑑評会審査員賞 |
平成15年 | 全国味噌鑑評会 | 名誉審査長賞 |
平成15年 | 茨城県味噌鑑評会 | 茨城県商工労働部長賞 |
平成14年 | 全国味噌鑑評会 | 中央味噌研究所 理事長賞 |
平成14年 | 茨城県味噌鑑評会 | |
平成13年 | 茨城県味噌鑑評会 | |
平成12年 | 茨城県味噌鑑評会 | |
平成11年 | 茨城県味噌鑑評会 | 茨城県工業技術センター長賞 |
平成10年 | 茨城県味噌鑑評会 | |
平成9年 | 茨城県味噌鑑評会 | |
平成8年 | 茨城県味噌鑑評会 | 茨城県味噌共同組合理事長賞 |
平成6年 | 茨城県味噌鑑評会 | 茨城県工業技術センター長賞 |
平成5年 | 茨城県味噌鑑評会 | 全国味噌工業協同組合連合会長賞 |
平成4年 | 茨城県味噌鑑評会 | 全国味噌工業協同組合連合会長賞 |
平成3年 | 茨城県味噌鑑評会 | 全国味噌工業協同組合連合会長賞 |